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奨学金で損をしないために [ごあいさつ]

都内私立大学で奨学金担当をしているトレゾーです。


こちらでは、大学生の約半数が貸与を受けている日本学生支援機構についての情報や注意事項、色々な手続きの仕方について書いていこうと思っています。


日本学生支援機構の奨学金は貸与型です。
卒業後返還の必要があるため、基本的には借金となります。
ですので、借りすぎることなく、できるだけ無利子の第一種を選んで頂きたいと考えています。


ご存知かとは思いますが、日本学生支援機構の奨学金は、第一種は無利子、第二種は有利子となります。
これは大きな違いなのですよ!


4年生の大学に通学している方が、3万円を借りた場合で比較してみましょう。

1か月3万円×12か月×4年=144万円
第一種を借りた場合は貸与額=返済金額です。
これが第二種になると、借りた金額は同じ144万ですが、返済金額は約176万円になります。(※年利3%で計算した場合)
つまり約32万も多く返済することになるのです。
これがもっと大きい金額になったら・・・利子はもっと増えます。


さらには、保証制度を機関保証にすると、保証料が毎月の貸与額から差し引かれますので、振込額が減ります
内容を理解せず、あいまいに申し込んでしまうと、損をします。


現在高校では予約採用の募集を行っているようですが、貸与を受けるためには家庭の経済状況や成績など、諸条件があります。
申込みを考えているあなた、申込み内容についてきちんと理解していますか?


そして大学では、貸与決定後の返還についての書類の手続きが始まっています。
締め切りまでに必要書類を提出しなければ採用取り消しとなりますが、あなたは大丈夫ですか?


書類の記載方法、手続きの仕方など、ご質問がありましたらコメント欄にてお知らせください。
次回以降の記事にてお答えしたいと思います。



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