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親子できちんと話し合っていますか? [日本学生支援機構]

奨学金については「親に言われたからも申し込んだ」、
内容について尋ねると「よくわからない」
という学生さんが多くいらっしゃいます。


でも一度よく考えてみてください。
日本学生支援機構の奨学金の貸与者は学生本人です。
つまり、将来返還の義務があるのは、学生自身ということです。


中には卒業後保護者が返還するという方もいらっしゃいますが、ごくまれです。
ですので、申込み内容については、貸与者本人が理解すべきことなのです。
難しいとは思いますが、家庭内で十分話し合ってから申し込むようにしてください。


さらには、今後奨学金の使い道についても、理解しておく必要があります。
というのも、年に一度適格認定(継続の手続き)があり、その際に学生自身の収入・支出について報告する義務があるからです。


毎月いくら奨学金を借りているのか、学費は1年間でいくらなのか、一人暮らしをしている場合は、家賃・光熱費についても家計簿のようにきちんと書き留めておくことをおすすめします。
詳しく言えば、支出については教科書代、部活動やサークルにかかる費用、携帯代、趣味・嗜好品を買った代金などについて、収入についてはアルバイト代、保護者からの援助などについて把握しておく必要があります。


家庭の経済状況が厳しく、奨学金の管理を親任せにしていたら、いつの間にか生活費に消えてしまい、授業料が払えず除籍となってしまったなど、悲しい例をいくつも見てきました。
本来は自分の学費に使うべき奨学金ですので、親に任せっぱなしにするのではなく、学生自身が管理すべきなのです。
例え親に任せていたとしても、内訳をきちんと教えてもらうようにしてください。

社会人になる準備としても、返還を強く意識することが大切だと思います。



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